松本を、暮らすように旅する
数々の湧水が流れ込む女鳥羽川にかかる大橋のたもと、松本を巡る人と、
松本に暮らす人が行き交う場所、旅と暮らしのクロスロード。
そんな場所に建つ小さなお宿が、ゲストハウス東家です。
板ガラスに彫られた「東家」の文字が映える職人作りの入口をガラガラと開けば、
美ヶ原からの心地良い風が通り抜けていくのを感じます。
玄関ギャラリーや居間で、展示やイベントも開催しています。
松本の日常風景。
宿の目の前、美ヶ原より吹き下ろす風が通り抜ける女鳥羽川にかかる大橋からは、常念岳に連なる黒沢山に続く山並みが望めます。
夕暮れ時、あかね色に染まる西の空に浮かぶ北アルプスのシルエット。
今日の仕事を終え、川沿いを自転車で帰っていく人たち。
川風を受けながら、東山から満月がのぼるまで、松本の日常を眺めます。
暮らすように楽しむ。
散歩帰りに井戸で湧き水を汲んで、小さな八百屋に寄って信州の野菜を買い、老舗鶏肉店で鳥もつを買う。近くには地酒を取揃える酒屋さんもあります。銭湯で汗を流したら、縁側でさっき汲んで来た水をチェイサーに地酒と鳥すき焼きで一杯。それから、たまり場であるご近所のバーで県内外のくせ者と日頃の熱を酌み交わしたり。朝は早朝からやっているパン屋さんへ。東家近くにはジャムの専門店もあります。または、スタッフおすすめの朝食処で、モーニングもいろいろ。
湧水を楽しむ。
美ヶ原の伏流水が町のいたるところに湧き出て、松本に暮らす人たちの日常使いの井戸があちこちに。
美味しいコーヒー豆を買えるお店もたくさんあります。東家からも近い女鳥羽の泉や、美ヶ原を仰ぎ見る伊織霊水の湧水を汲み、宿で珈琲を入れてみましょう。
クラフトの町を楽しむ。
まつもとはクラフトの町。川の向こうは中町通り、少し足をのばして六九商店街、通りから外れた脇道にも、個性溢れるギャラリーやクラフト店などが点在します。年間を通して開催される、工芸にちなんだ企画展を訪ねたり、地元作家の椅子に座って食事、もちろん器もmade in matsumotoです。レンタサイクルを借りて、松本民芸館へとサイクリングもいいですね。